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小森谷
11月4日
昨日、初霧氷が確認されたということで、天気予報を調べると、高野山で朝6時頃まで零下だったので、それより標高の高い護摩壇山では今日も霧氷が見えるかも!? 
と思い5時40分に出発して護摩壇山を目指しました。

しかし、ひとつも寒くならないんですよね。龍神についても。。。。。

頂上付近にも昨日の雪はところどころ残っており、下も降りているのですが、霧氷はない。
寒くもないんですよね頂上付近でも。
ほんま、あてにならへんわ天気予報。
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6:52
龍神岳の夜明け
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伯母子岳
遠くに大峰の山々がくっきりと。

さてと昨年道を間違えた小森谷へ行こうか。

小森谷の伝説

 戦に敗れ敵の追手から逃れ、小森谷へやってきた平維盛は、彼の父 重盛の代から仕えていた家臣、衛門と嘉門の兄弟とともに平家再興を願いながらひっそりと暮らしていました。やがて維盛は、小森に住むお万という娘と恋に落ちました。月日が経ったある日、平家の滅亡を知らされた維盛は山頂に登り、護摩を焚き、「平氏勝利を得るならばこの煙を天へ上げ給え、もし不運にして破れるならばこの煙を地に下し給いて我が家の運命を知らせ給え」と占ったが煙は地に下っていった。 これをみて維盛は平家の繁栄は覚束ないと思い、眼下に広がる小森谷渓谷に別れを告げて、死出の旅に出ました。
 維盛が那智の滝で自殺したことを知った衛門と嘉門は、屋敷から更に小森谷渓谷上流の滝に身を投げました。その翌朝、恋人を失ったお万も死を決意し、野菊模様の着物に最初で最後の薄化粧をして小森谷渓谷を上りました。白粉の残りを清流に流し、少し上った小さな滝に紅を溶かしました。そしてもう少し上流にある深い淵に身を投げたのです。
 衛門と嘉門が身を投げた滝を「衛門・嘉門の滝」、そこから約3km下流にある淵を「お万ヶ淵」、お万が白粉を流したところを「白壺」、紅を流したところを「赤壺」と呼び、今でも白色紅色の岩肌をしているのは、お万の悲しみが残っているからだと言われています。

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高野龍神スカイラインから小森谷へのアクセスルート

工事中というのは事前調査で知っていたけど、こんなに上を工事しているとは。。。。。
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6:58
案内図
越戒の滝まで5kmの表示が。
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隣には衛門嘉門の滝まで3km、平維盛屋敷跡まで5kmの表示が。。。。
どっちが正しいねん?
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太陽がさしてきました。
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この道を下っていくのか。。。。
戻るのが大変そう。
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7:47
あと1kmの表示が。
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小森谷_c0119036_20183422.jpg8:02
越戒の滝入口に到着
上流に行くと衛門嘉門の滝があります。

まずは上流に向かいます。

小森谷_c0119036_1742159.jpgこの滝の上まで道はあったのですが、道はなかったので、これが衛門嘉門の滝かと思い引き返しました。
衛門嘉門の滝はこの滝のもう少し上流にあります。

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小森谷_c0119036_17422239.jpg越戒の滝遊歩道のところからは滝がみえないので、遊歩道を外れ下まで降りました。

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8:56
林道に戻りました。
お屋敷跡まであと3km

これから3kmはよう歩きません。。。。。。
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ごまさんスカイタワー
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10:21
ようやくスカイラインまで戻る。

スカイラインを下って、小森谷を下流から攻める。
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小森谷_c0119036_17482714.jpg恋小袖の滝

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11:23
小森谷遊歩道到着
小森谷_c0119036_1749925.jpg釣り橋が落ちているのは知っていました。

11:27
白壺通過

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11:31
落ちたつり橋
落ちたのは知っていますが、一本目やとは聞いてませんでした。

どうしようか考えながら景色を撮っていました。
小森谷_c0119036_17492658.jpgどうも今日は太陽から見放されている。
天気予報では晴れだったのに、曇りやんけ!!

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11:52
いつもでたっても陽がさしてこないので、意を決して対岸へ渡ることに。
けっこうな崖なので、折れた樹を足場にしてなんとか下へ降りました。登りはつり橋のワイヤーを伝って登りました。

11:49
赤壺通過

小森谷_c0119036_17494498.jpg11:58
この橋を渡ったところで前回道を見失いました。

小森谷_c0119036_17495555.jpgここから先は未踏の地ですが、このように道がくずれているところが多々ありました。

12:13 
お万ヶ渕通過


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小森谷_c0119036_17501010.jpg12:39
白念の滝
滑らかに露出する岩層に描かれたこの滝は幅が13m、高さ30mにも及び、深水あたかも白布の如く、深声は念誦の如く響き、白念の滝と呼ばれている。

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小森谷_c0119036_17504765.jpg13:14
遊歩道はここで終わり、スカイラインからの林道につながる。
そう、朝断念した道です。
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13:31
平維盛が隠れ住んだところ
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13:45
遊歩道入口到着

すでに遊歩道に入る前から右足の付け根が痛かったのですが、つり橋を渡ったところで、両太ももに痙攣及び激痛が。。。。。。
足を揉みほぐしてから帰ります。

足動かんようになったら、この時期に、ここだったら確実に死ぬやろなあ。。。と考えながら、何とか帰りました。

小森谷_c0119036_1751927.jpg植林地帯も通りますが、道がよく分からず、行き道は迷いました。

14:05
白念の滝通過



小森谷_c0119036_17511793.jpg14:26
お万ヶ渕
お万が投身自殺したところ

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15:00
赤壺
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小森谷_c0119036_17522054.jpg15:06
橋崩落現場

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崩落したところを真下から
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15:12
白壺
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15:19 
遊歩道入口に戻ってきました。


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by von-braun | 2009-11-07 22:53 | 和歌山
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